こんにちは、コックピット編集担当のケンゾーです。先日、一緒に仕事をしているライターさんと事務所で雑談をしていたら「デリヘルで地雷踏んだことあります?」的な話になり、「あるに決まってるやん!死ぬほどあるぞ!」という抜き屋談議に花が咲きました。

男なら誰でも一度くらいはデリヘルで失敗することはありますよね。もう10年くらい前の話になりますが、パネマジどころの話じゃない、かなり悪徳な業者だったんで、その時のことを書いてみたい思います。

日雇い労働者の楽しみは安酒と風俗

当時、私は文章をまともに書いたことのない20代前半の若造でした。高校卒業後、自衛隊に入隊したものの肌に合わず、実家にもどってきてから生活費を稼ぐのに現場仕事の日雇い労働者として働いていました。

よく「がっしりした体型だね」といわれますが、この時の重労働でベースとなる体格ができたような気がします。社会保険もない、交通費も出ない会社で日給7000円。毎日一生懸命働いても月収16万円ってところでした。

同い年のS君と仲良しになる

その会社では、私のように社会に嫌気がさし、単純労働でそこそこの金が稼げればいいや…という思考の人たちが集まっていました。まさにカイジに出てくるような人たちの集まりです。

そこで私は同い年のS君と出逢います。S君は中卒で元パチプロ。ちゃんとやれば月収100万円も稼げていたそうですが、同棲している彼女との結婚を考えたときに、親御さんが心配するとのことで、仕方なくフルタイムで働こう、とここへ来ました。

中卒のS君はアホですがとにかく元気。いつもニコニコしていて、爽やかで憎めないバカなお兄ちゃんって感じでした。パチンコばかりしていたらから筋肉も体力もなく、重たい物を代わりに持ってあげていました。

社長は自分専用のピカピカのハイエースに乗っていて、他従業員はボロボロの軽トラックなどで相乗り移動。私とS君はよく一緒の車で現場へと向かい、朝早くから缶コーヒーを飲みながらくだらない話をしてゲラゲラと笑う楽しい毎日だったのを覚えています。

「期間限定」のブロンド美女風俗に誘われる

とある現場の帰り、FMラジオを聴きながら軽トラを運転していると、助手席に座っていたS君がおもむろにケータイの画面を私に見せてこういいます。「ケンゾーさん、ブロンド美女って好きですか?」。

もちろん、嫌いなわけありません。むしろ大好き。ハリーポッターは、ハーマイオニーが目当てで見ていましたし、アブリルラヴィーンは曲ではなく見た目が好きでした。S君が続ける。「実は期間限定で〇〇市にブロンド美女のデリヘルが呼べるらしく、俺どうしても行ってみたいんですよ!ケンゾーさんも一緒にいきましょうよ!!!」もちろん、二つ返事でOK。午前中で現場が終わる土曜日の夕方に二人で待ち合わせて、街へ繰り出すことになりました。

一番楽しい時間は「楽しみ」を待つ時間

S君の家まで当時愛車だったワゴンRで向かいます。おしゃれして、二人で街へと向かい、まずはコンビニの駐車場でカップラーメンを食べながら作戦会議。PCを持っていなかった我々はケータイだけが頼りです。

S君のケータイには、真っ黒な背景にセクシーな絶世の美女が写っています。トップページには各都道府県ごとの滞在期間が書いてありました。この期間限定の行脚にタイミングよく申し込みできることに2人で大いに盛り上がりました。「めちゃくちゃ美人やんか」「ね、ケンゾーさんもワクワクしません?」S君は同い年ですが、後輩のためちゃんと敬語で会話をしてくれます。それぞれのケータイで本日エスコートするレディを物色。

元秘書の23歳、現役モデルの25歳に狙いを定める

  • S君がチョイスしたのは「23歳、金髪白人のサリー(元秘書)」
  • 私がチョイスしたのは「25歳、エキゾチック系美女のモニカ(現役モデル)」

おのおの狙いを定めて、私が代表して電話をしました。電話はすぐにつながりました。

  • 業者「はい、ブロンド美女専門●●●です」
  • 私 「あの、予約したいんですがよろしいですか?」
  • 業者「はい。いつのご予約でしょうか?」
  • 私 「これからすぐ、2人同時に行きたいのですが」
  • 業者「大丈夫ですよ。エリアの指定と女の子の指名はありますか?」
  • 私 「●●のホテルでお願いします。サリーさんとモニカさん指名できますか?」
  • 業者「どちらも可能です。ではホテルの部屋に入りましたらお電話ください。」
  • 私 「はい、よろしくお願いします。」

当たり前といえば当たり前ですが、電話に出たのは日本人。とても丁寧な対応でした。コインパーキングに車を停め、二人で別々の部屋へ。「ケンゾーさん、じゃ後で!」「うす、終わったらコンビニ集合にしましょ」2人ともテンションがあがりニヤニヤしています。これから夢にまで見た外人美女とあんなことやこんなことができるんだ。20代の汚れを知らない私たちは前のめりでそれぞれの部屋へと向かいました。

フレームがはみ出ている危険なベッド

部屋に入るなりすぐに業者へとTEL。15分ほどで到着するそう。いつもどおり、お風呂にお湯をためながら、玉と肛門まわりの毛をカミソリで剃ります。私は今も昔も「この待っている時間」がたまらなく好きです。土日をどう有意義に過ごすか考えながら過ごす金曜日のような感覚です。私が入った安ホテルは、よくあるラブホではあるのですが、ベッドが少し特殊でした。

ラブホの間取り

キングサイズのベッドなのはいいのですが、「ステージタイプのベッド」で、フレームが出っ張っており、乗り降りのときに気をつけなければいけません。プレイ前にはどのような動きをするのかを事前に作戦をたてるのがケンゾースタイル。仕事も、趣味も、えっちなことにも抜かりはありません。

部屋の間取りと今日の動きを確認し、一緒にお風呂に入ってしてもらいたいこと、鏡を使ってできること、ソファを使ってできることなどあれこれ妄想していると、天国から聞こえてくるような素晴らしい音色が部屋に響きました。

待ちに待ったブロンド美女が到着する

「ピンポーン」

きた!私にはわかる。これは美人が鳴らすチャイムの音だ。電話だってそう。相手が急いでいたり、怒っている時は着信音でなんとなくわかる。このチャイムは余裕のあるブロンド美女が、細くて長くてきれいないい匂いのする指でドアチャイムを鳴らしたのだ。

心臓は高鳴り、ドアを開ける前から愚息は最高潮。20代の勃起力はまるで日本刀のように切れ味のよさそうな「そり」をみせます。鞘から抜いたカッチカチの日輪刀が腰に巻いたバスタオルの下で早く鬼を切りたいと脈打っているようです。

ドアスコープは確認しません。鍵をあけ、勢いよくドアを開けると、そこに立っていたのは、50歳すぎのブロンド?白髪?のアザラシによく似た年配の女性でした。

25歳の現役モデルエキゾチック美女「モニカ」

  • アザラシ「ケンゾーサン?」
  • 私「いえ…。いや…はい。そうです。」
  • アザラシ「キョウハアリガトー」

その場でキャンセルしようかと思いましたが、アザラシの動きは素早く、ずんずんと部屋の中へと入ってきました。「あの、すいません25歳でモデルやってるモニカですか?」「ソウヨー、オニイサニケメンネー」。

おいおいおいおい、どうみてもうちの母ちゃんよりも歳いってるじゃねぇか。50歳は確実にいってる。たしかにブロンドの要素はあるが、ほとんど白髪だし、全体的にデカイ。香水なのか変な匂いがする。地雷どころの話じゃない…。食われるんじゃないだろうか…。

  • モニカ「ニマンエン」
  • 私「はい…」

あまりにも嘘すぎるHPを思い出しながら、頭の中で妄想していたモニカとの乖離がありすぎて、なかなか冷静に物事を考えられなくなってる自覚だけはありました。キャンセルするべきだったのに、モニカのペースに乗せられ、汗して働いて得た大切なお金を払ってしまいました。

モニカは、ジップロックのような袋に現金を入れました。ちらっと見えてしまったバッグの中にはなぜかカラフルなコンドームがぎっしり入っています。あぁ、帰りたい。S君大丈夫かな。「シャワーアビテ、キレイキレイスルヨ」「はい…」。バスタオルをとって、そそくさとお風呂場へ。モニカも裸になり狭い空間へと入ってきました。

今まで見たことのない、ものすごい体型

全裸になったモニカをみて絶句。メロンみたいなハリのあるおっぱいに、スイカ5個を丸呑みしたんじゃないかというパンパンの腹。切腹でもしたのかな?と思える大きな傷(お腹に)。たぶんパイパンなんでしょうが、腹でみえません。

「コレキモチイイヨー」なぜかリンスでちんこをこすってきます。こちらとしても1ミリも気持ちが入っていないため、なにも感じません。「そうだね、モニカ」。

「マダ、ダシチャダメヨー」そんな雑な手コキで出るかよ。洋物AVでよくみる大雑把な手コキです。全然気持ち良くない。

すべてを諦めベッドに横たわる

先に体を拭き、大きなベッドに横たわっていると、モニカもバスタオルを巻いてやってきました。「テレビ、テレビ」といって、モニカがTVの方へ向かう途中に例のベッドのフレームにスネをぶつけたようで、「ゴツ」っという、にぶい音が聞こえてきました。ベッドに倒れ込み、片足を抱えながら悶絶している姿を私は黙って横目でみていました。時間にして2分ほどだったと思います。永遠に続くかのような長い沈黙でした。

フレームに足をぶつける
痛さのあまり悶絶

足の痛みが治ったのか、モニカはTVの電源をつけ、お笑い番組をつけました。もう無理だ。1秒でも早く帰りてえ。お笑い番組の音が鳴り響く古臭いラブホでアザラシみたいな外人のおばあさんに、ベッドの上で手コキされる。

年代物のエロビデオとボブディラン

  • 「オサケノンダナ?」
  • 「あ、はい。」

車だし飲んでません。「ゼンゼンタタナイノハオサケダヨ」「あ、そうかもしれませんね…」早く帰りたい。不幸中の幸いだったのがモニカはフェラが嫌いなため、手コキ専門だそうです。いいです、なにも文句はありません。

立つ気配もないし、全体的に雑でチンが痛い。ローションも持ってないとのことで、風呂場からボディソープをもってきてシゴいてもらいます。さすがにお笑いではチンに意識がいかないため、モニカに了承をとってエロビデオに切り替えました。

いつの時代のエロビデオなのかわかりませんが、画質は悪いし微妙…。モニカに視線をやらず古いエロビデオに全集中しているとだんだんと芯が通ったような気がしてきました。「カチカチ、オニーサン」抑揚のない声が聞こえてきたので、ちんこを見るつもりで下に目を向けると、なぜかモニカは手コキしながら無表情でエロビデオをみており、その姿をみて一気に萎えてしまいました。

こんなところで「風に吹かれて」

すでに射精はあきらめています。ふにゃちんをボディソープ手コキされながらモニカに話しかけてみました。シャワーの時からずっと気になっていた、身体が真っ二つに切断されたんじゃないかと思うような大きな傷について聞いてみたのです。

  • 「そのお腹の傷どうしたの?」
  • 「コレ?ジェットスキーデキッタ」
  • 「痛かったんじゃない?」
  • 「ナイゾウゼンブデタヨ」

んなことあるかよ!「♪~♪♪~♪~♪〜」会話をしたせいなのか、なぜかモニカの機嫌が良くなり、手コキしながら鼻歌をはじめます。古いエロビデオみながら、ボディソープで手コキされ、その鼻歌を注意して聞いているとボブディランの「風に吹かれて」でした。ここまでくると面白すぎてもうダメだ…。

化け物を追い返すために嘘をつき、泣いた

  • 「モニカ、今日頭痛いからやめよう!明日また頼みたいんだけど」
  • 「ダイジョウブカ?」
  • 「ちょっと飲みすぎたみたい…」
  • 「ソウカ、ジャァ、ホンバンスルカ」

なんでだよ。怖いよこの人。

  • 「イチマンエンデイイヨ」
  • 「ごめん、もうお金がないんだ」
  • 「オニーサンイケメンダカラ、ゴセンエンデイイヨ」
  • 「本当にお金ないの…」
  • 「サンゼンエンナラ?」
  • 「ごめん…」
  • 「ソウカ」

けっきょく、3000円でやるんかよ!という突っ込みは心の中でぐっと我慢。というかなぜ私が謝っているのか。不機嫌そうになったモニカは手コキをやめ、洗面所で手を洗い、部屋にあったアメニティやコンドームをすべて自分のバックに突っ込み、無言で出て行きました。すぐにドアに鍵をかけ、ボディソープでいい匂いになったちんぽを洗いながら少しだけ泣きました。あまりにも自分が情けなく感じたのと、4日分の日給(デリヘル代とホテル代)が一瞬にして消えたからです。

ホテルを出てS君と合流。ラーメンを食べながら反省会をすると、どうやらS君の方(23歳の元秘書サリー)もさんざんだったもよう。しかしS君はなんとか発射できたようで「元はとりました!」と言っていましたが、手コキ屋でもっと安く抜けたよ…とアホであることが少し羨ましいと思ったのでした。

悪徳デリヘル業者に御用心

今思うと、なぜ期間限定で色々な都市をまわっているのかが理解できます。それは新規限定ならいくらでもぼったくれるからです。特にデリヘルに関してはHPがそこそこ魅力的であれば、カモはいくらでもやってきます。どこぞの外人を掴まえてきて、適当に手コキさせて2万円。こんなバカみたいな商売がまかり通るのが性風俗サービスの怖いところです。

あの体験はあまりにもトラウマだったので、その後も外人系の風俗は一度たりとも再チャレンジしたことはありません。このサイトでも紹介していますが、自宅にいながらブロンド美女のAVが無修正でみれるので、それで満足です。

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デリヘルで地雷を踏んだことは多々ありますが、これが一番ひどかった。男性しか集まらない飲み会では話のネタになるうえに、こうやってコラムにもできたので、よしとしましょう。元はとりました。