こんにちは。コックピットライター担当のダイフクです。今回はマッチングアプリに関連するコラム執筆の機会をもらったので、少しだけ私の昔話をさせて頂きます。

AVが好きでエロいことを実践してみたいと思ったことがある人は、出会い系やマッチングアプリに夢を見たことがある人も多いはず。今ではアプリからの出会いは一般的になりましたが、少し前は業者も多くなかなかスリリングな場でした。

新卒から出会い系にハマるまで

話は新卒まで遡ります。私は文系の大学を出て街の小さな不動産屋に就職しました。その会社ではコシノジュンコに似た女社長が仕切っていました。

入社直後は気に入られたのか常に気にかけてもらっていたんですが、ミスがきっかけで毎日いびられるように。キンキン声で事あるごとに怒鳴られて、頭痛に悩まされる日々が続きます。いびりはエスカレートしていき、会社にいる時は食事も喉を通らず、帰宅後に爆食い。常に下痢が続いてストレスは明らかにピークでした。根性がないと言われればそれまでですが、悩みを共有できる同期も助けてくれる上司もいないため、上手く受け流せなかったんですよね。

業務中唯一心が安らぐ時間が、物件の見回りでした。任される仕事が少なかったため、自転車で管理物件をチェックして、手すりを拭いたり、落ち葉を掃除して回っていました。そんな時に出会ったのがルームクリーニングの職人さんです。親方と若手の2人組で仲良くガリガリくんを食べていて、「なんて平穏な仕事なんだ…!」と心から憧れました。

翌月には仕事を辞め、掃除屋として働くことに。掃除の仕事は体を動かすこともあってか、先輩の人柄は良く、本当に心がキレイな人ばかりでした。それから、いびられ続けた日々から解放されたことで自分に自信を取り戻すようになったことと、当時の彼女と別れたことが重なって、今までにやってみたかったエロいことを全て実現させてから結婚しようと出会い系を始めます。

出会い系の才能に目覚める?!

嫌な仕事を辞めて自信を回復したからか、出会い系では次々に成果を挙げていきました。ナース、保育士、女子大生、エステティシャン、熟女とまるでポケモン図鑑を埋めるようにヤリまくります。(ちなみに使っていたのはハッピーメールとワクワクメールです。今でもそこそこ賑わっているようなので興味ある方はぜひ)

特にこの時ハマっていたのが熟女でした。とにかく簡単にヤレる上に献身的で、結構な確率でとんでもないテクニックを持っていたりするのがいいんですよね。

「あなたこのままのセックスだと将来困るよ。私が教えてあげる。」

と言ってセックスを仕込まれたこともありましたし、フェラが抜群に上手く、この感動を友人と共有したいから友達にもフェラをして欲しいと頼んだことなど、面白い出来事がたくさんありました。その熟女に断られて実現しませんでしたが(笑)

熟女は話も面白く、聞き上手な人も多かったため、自然と熟女専門ハンターになっていきました。そしてそれからすぐに、お金持ちの熟女を捕まえてお小遣いをもらいたい!というヒモ願望が芽生え始めます。

当時は同じく出会い系にハマっている友人がいて、毎週のように「本当にあったエロい話」を居酒屋でしながら次回アポの作戦会議を立てたり、有益な情報交換をするのが習慣になっていました。今思えば、この飲み会のネタを作るためにせっせとアポを入れ続けていた部分もあると思います。

ヒモになるための修行

ヒモになろうと決めてからは、一層ストイックに自分を磨きました。ヒゲの脱毛をしながら食事制限と筋トレでシックスパックを目指し、知識や教養、話術を身に付けるために心理学や読心術の本をよく読んでいました。

それからも毎週出会い系でアポを取り続け、ひたすら実践を繰り返します。努力と実践、そして成功体験の繰り返しは好循環を生み、次々と初見の相手をホテルや自宅に連れ込むことに成功していました。そんな生活を続けている内に、ついに女性経営者との繋がりができます。

出会い系での自分ルール

私は初回のアポの時は、必ずデート代を奢ると決めていました。理由としては、口説く言葉に説得力が出るからです。自信満々に口説いていながら、お会計になってじゃあ割り勘ね、となってはなんだかそれまでの言葉が薄っぺらくなってしまうような気がしていたんです。

ただこの自分ルールが、女性経営者とのアポで自身を苦しめることにもなってしまいます。

女性経営者との出会い

話を戻します。ワクワクメールで繋がりを持てた女性経営者は、絵に書いたような若作りを頑張っている、無理のある40代の女でした。エステと美容院にせっせと通い、LINEのタイムラインにはワンピースに出てくるハンコックのコスプレ写真を挙げているような、正に自己顕示欲の塊です。

とんとん拍子で話は進み、お互いの中間地点の駅で会うことに。彼女の格好は胸元がざっくり空いたニットにミニスカート。この時点でほぼ勝ちを確信していました。(私の経験上、エロい恰好をする人はエロい目で見られたいからという人が多かったです。)

予約していたダイニングバーに着くと、上目遣いでうんうんと話を聞いてくれます。目を大きく見開きあざとく笑う表情は、今までの経験上100%イケる感覚がありました。しかし、絶望的に話が面白くなかったんです。口を開けば中身のない自慢話ばかり。当時よく会っていた、離婚してパートで細々と暮らしている熟女や、セフレに貢がせて贅沢している元風俗嬢の年上女子の方がよっぽど考えさせられる、深い話をしてくれました。

女性経営者から話を引き出そうとすればするほど、虚しい時間になりました。極めつけには、「私話すと分かるの。体目的の男の人って。あなたはそういう感じがしないね。純粋なのね。」

バカだこいつと思いました。あなたは体目的なんでしょ?と言ってくれた方がよっぽど興奮していたと思います。食事の会計は彼女が払いましたが、これをきっかけにさらに気持ちが萎えてしまいました。いつもなら手を繋いで物陰でキスくらいまでしていたところですが、適当に相槌を打ちながら、駐車場まで送ることもなく別れました。別れてすぐキラキラした絵文字だらけのLINEが届きましたが、雑に返信してそれきりやり取りはしなくなりました。

おわりに

その出来事をきっかけに、出会い系へのモチベーションは急降下していきます。

あれほど熱望していた熟女との出会いは退屈で、一方的に失望して終わってしまいました。今だから分かりますが、私は出会い系からのデートに、「面白さ」しか求めていなかったんだと思います。貴重で面白い体験をしたいがために出会い系に課金し続けましたが、1つの目標にしていた人物と実際に出会ったらあまりに退屈で、ガッカリしてしまいました。

女性に奢られるのも、あまり良い気はしませんでした。これではヒモに向いていないと気付いて、出会い系はこの日を機に辞めたのを覚えています。

ただこの時のエロい思い出があるからか、定期的に熟女で抜きたくなります。今回の話で熟女の気分になった人は上記の記事をチェックしてみてください。